Visual Studio 2017を用いたマルチプラットフォーム開発(Xamarin)~ 環境構築編
はじめに
Visual Studio 2017を用いたマルチプラットフォーム開発を下記に示します。
※Visual Studioというよりは、Xamarin(ザマリン)を用いたマルチプラットフォーム開発といった方が正解かもしれません。以降、開発を示す名称をXamarinとします。
概要
Xamarinを用いた開発は、下記のプラットフォームをサポートします。
※Windows IoTやHoloLensのアプリケーションも作成可能
筆者は、下記のプラットフォームにおいても開発するため、非常に残念です。
環境準備
Xamarinを用いたマルチプラットフォーム開発では、Windows とMac※を用意する必要があります。
※Androidは、必要ありません。
また、iOS開発を行う必要がない場合は、Macを用意する必要はありません。
インストール
- Visual Studio 2017 Community Edition(無料版)
- Visual Studio Professional 2017(有料版)
※筆者は、MSDNサブスクリプション持ちのため、Visual Studio Professional 2017 (version 15.2)をインストール 。
なお、Visual Studio 2017 でXamarin使用するにあたり、インストールの最小構成は、以下のチェックボックスにチェックを行いインストールする必要があります。
- ユニバーサルWindowsプラットフォーム
- .NET によるモバイル開発
※インストール手順は、省略。
- XCode 8.3
- Visual Studio 2017 for Mac
注意事項
Macは、macOS Serria 10.12が必要となります。
これは、Mac OS X El Capitan 10.11が、XCode 8.2までサポート対象。
XCode 8.3を使用するためには、必然的にmacOS Serria 10.12以上が必要となります。
※後ほどの別記事にて示しますが、筆者は、Mac OS X El Capitan 10.11を使用し、XCode 8.2をインストールしていたため、デバッグ実行ができない状態になりました。
次回
Visual Studio 2017を用いたマルチプラットフォーム開発(Xamarin)~ ビルド編
としてお届けします。