Visual Studio 2017を用いたマルチプラットフォーム開発(Xamarin)~ ビルド編
はじめに
Visual Studio 2017から新規プロジェクトを作成し、ビルドまでを下記に示します。
新規プロジェクト作成
Visual Studioのツールバーより、[ファイル]⇒[新規作成]⇒[プロジェクト]より、新しいプロジェクトを作成します。
プロジェクトは、「クロスプラットフォームアプリ(Xamarin.Formsまたはネイティブ)Visual C#」を選択し「OK」を押下します。
なお、名前(プロジェクト名)は、「Xamarin」としました。
※場所は任意とします。
続いて、「空のアプリ」を選択し、「OK」を押下します。
続いて、ターゲットを選択し、「OK」を押下します。
※ここでは、以下の設定にしています。動作させたい環境任意となります。
上記が完了すると、以下のプロジェクト(ソリューション)が作成されます。
ソリューション構成は、以下のように自動で作成されます。
自動作成されたソリューションは、主に以下の目的で記述します。
- Xamarinは、主に共通ソースとして記述する
- Xamarin.Androidは、Android独自のUI(ユーザインターフェース)を記述する
- Xamarin.iOSは、iOS独自のUIを記述する
- Xamarin.UWPは、Windows独自のUIを記述する
以上で、プロジェクト作成完了です。
ビルド
空プロジェクトのため、特に実行しても画面表示だけとなりますが、とりあえずビルドしてみます。
ビルド構成は、以下の通りです。
Visual Studioのツールバーより、[ビルド]⇒[ソリューションのビルド]を実行して、ビルドすることで、各プラットフォームの実行ファイルが作成されます。
※iOSのプラットフォームだけは、警告が出ますね.....
これだけで、3種のプラットフォームに対応出来るのは結構楽ですよね。
次回
Visual Studio 2017を用いたマルチプラットフォーム開発(Xamarin)~ デバッグ編
としてお届けします。