Developer's Code

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Visual Studio 2017を用いたマルチプラットフォーム開発(Xamarin)~ ビルド編

 

はじめに

 

Visual Studio 2017から新規プロジェクトを作成し、ビルドまでを下記に示します。

 

新規プロジェクト作成

Visual Studioツールバーより、[ファイル]⇒[新規作成]⇒[プロジェクト]より、新しいプロジェクトを作成します。

 

プロジェクトは、「クロスプラットフォームアプリ(Xamarin.Formsまたはネイティブ)Visual C#」を選択し「OK」を押下します。

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なお、名前(プロジェクト名)は、「Xamarin」としました。

※場所は任意とします。

 

続いて、「空のアプリ」を選択し、「OK」を押下します。

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続いて、ターゲットを選択し、「OK」を押下します。

※ここでは、以下の設定にしています。動作させたい環境任意となります。

f:id:tomomo_s:20170528213652j:plain

 

上記が完了すると、以下のプロジェクト(ソリューション)が作成されます。

f:id:tomomo_s:20170528213934j:plain

 

ソリューション構成は、以下のように自動で作成されます。

自動作成されたソリューションは、主に以下の目的で記述します。

  1. Xamarinは、主に共通ソースとして記述する
  2. Xamarin.Androidは、Android独自のUI(ユーザインターフェース)を記述する
  3. Xamarin.iOSは、iOS独自のUIを記述する
  4. Xamarin.UWPは、Windows独自のUIを記述する 

以上で、プロジェクト作成完了です。

 

ビルド

 空プロジェクトのため、特に実行しても画面表示だけとなりますが、とりあえずビルドしてみます。

 

ビルド構成は、以下の通りです。

f:id:tomomo_s:20170528214931j:plain

 

Visual Studioツールバーより、[ビルド]⇒[ソリューションのビルド]を実行して、ビルドすることで、各プラットフォームの実行ファイルが作成されます。

iOSのプラットフォームだけは、警告が出ますね.....

 

これだけで、3種のプラットフォームに対応出来るのは結構楽ですよね。

 

次回

Visual Studio 2017を用いたマルチプラットフォーム開発(Xamarin)~ デバッグ

としてお届けします。