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Visual Studio Community 2017 for Macで、Macアプリケーション(Cocoa App)作成 ~プロジェクト作成編

はじめに

Visual Studio Community 2017 for Macで、Macアプリケーション(Cocoa App)の新規プロジェクト作成までを以下に示します。

 

概要

Macアプリケーション(Cocoa App)で、テキストファイルの読み込み(Read)・書き込み(Write)を行い、結果を表示する単純なアプリケーションを作成します。

今回は、Macアプリケーション(Cocoa App)の新規プロジェクトの作成編でお届けします。

 

環境構成

Visual Studio Community 2017 for Macは、下記よりダウンロードしインストール。

www.visualstudio.com

 

Mac側にインストールした状態は、以下となります。

f:id:tomomo_s:20170530215656j:plain

 

プロジェクト作成

Visual Studioを起動すると以下のUIが表示されます。

「New Project」を押下し新しいプロジェクトを作成して行きます。

f:id:tomomo_s:20170530215902j:plain

 

今回は、表題の通り、Macアプリケーション(Cocoa App)の新規プロジェクト作成が目的のため、下記に示すテンプレート「Cocoa App」を選択し「次へ」を押下します。

f:id:tomomo_s:20170530220047j:plain

 

Macアプリの構成は、下記のように、App Name「TestReadWrite」としてプロジェクトを作成します。

App Nameを入力後、「次へ」を押下します。

※その他の項目は、今回はデフォルト値のまま!!

 

f:id:tomomo_s:20170530220346j:plain

ここまで記述し、筆者は、App Name間違えました(笑)

テキストファイルの読み込み・書き込みと謳って措きながら何故か、「TestReadWrite」となっていますね。

この際、「TextReadWrite」ではなく、「TestReadWrite」で突っ走ります。。。

 

必要なファイルは、自動で作成され、プロジェクト作成が完了します。

f:id:tomomo_s:20170530222028j:plain

 

ファイル構成

TestReadWriteプロジェクトのファイル構成は、以下の通りです。

  • AppDelegate.cs
  • Entitlements.plist
  • Info.plist
  • Main.cs
  • Main.storyboard
  • ViewController.cs

 

ファイルの内容としては、以下の通りで、MacC#です!!

筆者の場合は、Cocoaアプリケーションでは、Objective-Cに慣れていますが、

C#感覚で実装出来そうなところが、面白いですね(笑)。

 

[AppDelegate.cs]

アプリケーションのイベントハンドリング処理

 

[Entitlements.plist]

App Sandbox、iCloud、キーチェーンなどの設定情報ファイル

 

[Info.plist]

アプリケーションのバージョン番号や著作権表示などの設定情報ファイル

 

[Main.cs]

Macアプリケーションメイン処理

 

[Main.storyboard]

GUI(画面遷移作成)ファイル

※定番のXCodeの表現で言えば、.xibファイルですね。。

画面のレイアウトからアプリ全体の遷移を作成できる

 

[ViewController.cs]

画面遷移の制御処理

 

これで、Macアプリケーション(Cocoa App)のプロジェクト作成編は終了です。

次回は、実際に実装解説していく予定です。